とんぼを勝虫と呼ぶ謂れ

勝虫の謂れとオニヤンマ 謂(いわ)れ
トンボが何故「勝虫」と呼ばれるのか!
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古よりの言い伝えとして・・・。


その謂れは諸説あるようですが、インターネットで検索した結果以下のような記載がありました。
 勝虫とは・・・その1
 雄略天皇(在位期間 456年11月13日 ~ 479年 8月 7日)が吉野に狩に出かけた時、腕を刺した虻(あぶ)を蜻蛉がくわえて飛び去った故事から、強い虫、縁起のよい虫ということで勝虫と呼ばれ、兜の前立てや武具に用いられた。
 勝虫とは・・・その2
 幼虫のときは甲冑のような姿をし、成虫になり獲物を捕らえたまま空を飛ぶ姿の勇ましさから、戦国の世の人々が縁起をかついだものらしいです。中世の頃は武具や武士の衣服などに大いに使われていました。
 勝虫とは・・・その3
 蜻蛉は行動が俊敏で、空中で獲物を捕らえる事から、武士の時代になると「勝虫」「勝軍虫」などと呼ばれて重宝され、矢を入れる箙(えびら)には「蜻蛉文」が彫られるようになる。また兜などにも使われた。以降、能装束、夏の着物などに「蜻蛉文」は広く使われている。
 勝虫とは・・・その4
 日本では蜻蛉は、前へ前へと飛んで、決して後ろに下がらない。勇猛果敢で勝負強い虫として「勝虫」といわれ、勝利を呼ぶ縁起のいい虫とされています。
 勝虫とは・・・他にもあろうかと思いますが、要は『戦国武将の験(げん)担ぎ』からきたことのようです。